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2013年4月21日

2013年4月21日 (日)

ジブリ汗まみれ「日本の若き編集者たちへ!」の回を聴いて思ったこと

スタジオジブリの皆々様,とりわけ鈴木敏夫さんへ

下記を聴いての感想です。

■2012/11/30 鈴木敏夫、太田出版講演会、『日本の若き編集者たちへ!』
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol246.mp3

聴いていていちばん気になったのは,アリエッティのときに,
先進国の現代人は,自分で生産しない,途上国の生産したものを借り物で生活している,
と仰っていたことです。

ワタシは,そこまでステレオタイプに当てはめて考え,思考停止されていることが,
日本の真の問題に対して鈴木さんが興味をお持ちでないことの証左のように思えてしまいます。

先進国といえども,アメリカだって輸出できるほど肉牛やとうもろこしを生産していますし,
いまワタシがいるドイツだって,広大な大地でじゃがいもとか作って国内消費しています。
十把ひとからげに"先進国"と言ってほしくないです。

日本は官僚独裁政治がはびこり,官僚たちの利益になるように,原発が推進され,
原発に無駄な支援金をたくさん出すことにより,財界政界が潤ってきました。
だからこそ,福島が事故を起こしてさえも,原発を切ることができないのです。
その構造は原発だけでなく,あらゆる産業に浸透しています。

そしてその費用は税金から支出しなければなりませんから,税金も高額になります。

その結果,本来格安で作ることが可能なはずのものが高額になってしまいました。
工業製品はまだ付加価値があるために,日本での生産が可能かも知れませんが,
どこの国でも作れてしまう農産物は,他国に対して競争力がなくなってしまいました。

いまのTPPの真の問題はそこにあります。
自給率を高めるために,TPP参加反対,関税撤廃反対なんて本末転倒もはなはだしい。

むしろ日本の高コスト体質を改めるために,TPPに積極的に参加して,
官僚独裁政治により出来上がったシステムを崩していかねばならないと思います。

その問題については,鈴木さんも体感的によく認識されているのです。

鈴木さんが月に24個もある会議を全部サボって,尾形さんに庇ってもらった
お話をされていましたが,会議に出てそれらしいカオをしているヒトが
生産的な仕事をされていないのは,よくよく理解されているでしょう。

であればこそ,そのような生産的でない仕事をしている,企業の重役や,
官僚たちの仕事を,もっとバッサリと切らねばならぬと思われませんか?

先日も指摘しましたが,ジブリだって,原動画間のフレキシビリティがなくなったとか,
遅刻してくるヒトに対してうるさく言う,とかいう問題があるというのは,
ジブリ自身も,コンプライアンスなどの都合のいい掛け声のもと,
生産的でない管理部門が幅を利かせつつある証左と思います。

だいたい,ドイツなど他の国々では,公務員は民間企業に入れないヒトが
仕方なく就く職業とされているようです。
そのため,官公庁の行う業務は簡素化されスリムになっています。
ドイツの村役場など非常にコンパクトです。

官公庁ではありませんが,たとえば,Deutsche Post など,町村レベルでは
民間の商店に間借りをしている状態です。
日本だと立派な郵便局があるところですが。

ドイツではそうやって,公共サービスは民間企業未満の給料で
最小限の人員でできているものに対して,
日本では,民間企業以上の給料で大勢雇って,さらに省庁間のかけひきなどで
エネルギーやそれに伴う費用が相殺されているのです。
これでは,税金が湯水のように使われてしまうと思われませんか?

鈴木さんは,ご自身の編集者としてのお仕事では,自分で作物こそ作られませんでしたが,
自分の文章がそのまま活字化され出版されて人々の目に触れられた,
これはやはり生産的な仕事と思われませんか?

農民たちが読みたいと思う記事を,作物と物々交換で手に入れているとイメージされれば
分かりやすいと思います。

で,企業の重役などが出なければならない会議は,生産的なのでしょうか?
それに出なかったからといってどうなるのでしょうか?
非生産的であるし,出る必要ありませんよね。

ワタシなどは,そういうものは,社長が強いイニシアチブを取って,いまですと
必要な部署にメールなどで適宜問い合わせ,社長自ら結果を報告に纏めて適宜
社内イントラネットにアップし,社員はそれを閲覧して,問題があれば社長に直接言う,
というスタイルでもなんら問題がないと思います。

それをわざわざ,鈴木さんの時代ですと月間24回の会議を行い,
さも自分が仕事をしていると勘違いし,その対価として巨額を支払われているヒトが
大勢いて,それが問題と思われていないことこそが,日本の抱える真の問題と思います。

それと,鈴木さんは,
「自分は好きなヒトには会わない。実際に会えばイヤなものも出てきてイヤになる。」
みたいなことを仰いましたが,ワタシはその考えには賛成できません。

たとえば昨日たまたま観たのですが,タカラヅカのファントム公演で,
クリスティーヌが,ファントムとの愛を誓い,その上で,嫌がるファントムに対して執拗に
仮面を取ることを迫ったのですが,
にもかかわらず,ファントムのあまりの醜さに逃げ出してしまうという描写がありました。

鈴木さんは,こういうものを見れば逃げてしまう,と仰っています。
ぜんぶ受け入れてしまうとしんどいから,という理由で。

しかし,ファントムのような存在はメタファーです。どこにだってあるのです。

生まれながらに,ダウン症をはじめとした障がいで人から忌避される人もいれば,
交通事故などで後天的に異形となってしまった人もいます。
ワタシのように,個人情報保護法違反を訴えてさえ,本来有り得ない,
日本政府からの忌避により,精神的にファントムのように追い詰められる人間もいます。

それを,鈴木さんは,しんどいから,という理由で拒否される,と仰っている。
それどころか,ハウルの項でしょうか,「強いヒトより弱いヒトのほうが受け入れられる時代」
などとしゃあしゃあと述べて,そういう考えを正当化される。

ワタシはむしろ,ファントムのこの描写を見て,アタマでいくら十分に分かっているつもりでも,
実際に実行するときには違う方法を選んでしまうことこそが人間の弱さであり,
それを改めること,すなわち,悪に対してはたとえ最後の一人になろうともキッチリ立ち向かうこと,
それこそが善であり,時代がどうであろうと,そういうものを目指す姿勢を失った作品を
作っていただきたくないと思います。

今回の発言は,ざっくばらんに仰ったようでいて,鈴木さんという方の
道徳的ないいかげんさが浮き彫りになったようで,非常に不愉快でした。

もっとちゃんと生きてください。

大西秀宜

http://onicchan.cocolog-nifty.com/blog/

My case is hidden by Japan, so please broadcast about that.

Dear Reporters without borders,

I am Hidenobu Onishi, a first refugee of Deutschland from Japan.

I came Deutschland in 23/6 last year, and now still waiting for accepting as refugee in Viöl, about 200km north of Hamburg.

I become refugee because I had met a serious crime in my company Hitachi, and I whistleblowed to Ministry of Economy, Trade and Industry, but Hitachi and Japanese government did nothing.
Then I was disciplinary discharged in 22/6.

I told this to many newspapers in Japan, such as Nikkei, Yomiuri, Asahi, Mainichi, New York Times, but they did nothing because of cozy relationship to Japanese Government and Hitachi.

Also, I went New York and met New York Times person in March last year, and told about that, but the person only said, "that is Japanese problem and we can't do".

I came Deutschland, and went some newspapers, but they had no interest because they say "that is Japanese problem", too.

Now I am at a loss where my case become a News.
I found today your website and mail address, so writing a mail now.
I want you to write about my case.

I have so many evidences below site.
Many are Japanese, but some are English.

http://onicchan.cocolog-nifty.com/
http://6220.teacup.com/onicchan/bbs
https://plus.google.com/u/0/103299321834603136878/posts
http://www.facebook.com/hidenobu.onishi.1
https://www.youtube.com/user/kotochan0725

You can also search me "hidenobu onishi".
If you want to, I can send a copy of my interview as refugee by Bundesamt.

Anyway, please read my evidences, and contact me.

Best regards,
Hidenobu Onishi

宝塚歌劇団2006年花組ファントム公演を観た感想

はじめてタカラヅカの公演を通しで観た。
ワタシはじつはそれほど映画や演劇を観たことがなく,ファントムという演目も
初めて観たのではあるが,よくできていたと思う。

非常に面白かったし,見ごたえがあった。
歌やダンスはAKBよりは圧倒的にうまいので,AKBもここまでなれるとは思えないが,
AKBメンバーも,こうなりたい!と思って頑張って欲しいと思った。

憎しみで人を殺してしまえるファントムの危うさが気になったが,その後殺されてしまい,
因果応報的な幕切れであった。このため,必ずしもファントムに同情できるわけでもない。
それが,復讐劇を片方の立場だけで賞賛する作品も多い中で,好感が持てた。

クリスティーヌが,ファントムとの愛を誓い,嫌がるファントムに対して執拗に
仮面を取ることを迫ったにもかかわらず,ファントムのあまりの醜さに逃げ出してしまう描写は,
アタマで分かっているつもりでも,実際に実行するときには違う方法を選んでしまう,
人間の弱さを非常によく表していると思った。

2幕合計140分程度で,最後20分ほどはダンスであった。
AKBと違ってMCなど全くなく,ほぼミュージカルスタイルであることを初めて知った。

考えたことであるが。

演目をすべて見せるタカラヅカスタイルは女性ファン向けであり,
MCのあるAKBスタイルは男性ファン向けであると思った。

それはすなわち,女性のほうがストーリーでものごとを考え,
男性は短いひと言でものごとを考える,と思うのである。

だから,メモリストはじめAKBヲタはダンスなど全体としてのできではなく,
MCだけを取り上げて議論したがるのである。
ワタシは前々から不思議に思っていたが,やっと腑に落ちた。

そうすると,女性のほうが言葉で複雑なことをストーリーだてて説明し,
男性は単純な作業だけができることも理屈がつく。

たとえば女性が得意な料理も,食材を買いに行き,下ごしらえし,調理し,盛り付け,
食後の皿洗いまで含めて,すべて一連のストーリーとして考えられるのである。

男性が得意な会社の仕事など,そうではない。
ひとつのものごとを進めるために説明書や提案書を作り,それができればまた打ち合わせて
また一歩進める,ということを繰り返す。
男性の仕事は牛歩戦術なのである。

また,女性は結論を言わない,話が発散する,とよく言われるが,
これはじつは話が発散するのではなく,ストーリーだてて説明するためには
あれこれと言わざるを得ない,と女性は思うのではないかと思う。
それが短く物事を判断する男性にとっては,話が発散すると受け取られるだけと思う。

だから,先に結論を言い,手短かに説明したとして,相手の男性はそれを理解はするが,
途中経過を聞いていないために,相手がまた別の誰かからそれを否定された場合に,
相手は説明した方法を朝令暮改で変えてしまうかもしれない。

女性はそのリスクまで考え,自分の案の結論に至る思考の過程の良さを
一生懸命に説明しているのではないか。
そこに男性が気がついていない,というのも一因と思う。

私の論が正しいかも知れない証拠として,このような記事もある。

---
「男子は数学が得意」は嘘?学習能力における男女差が明らかに
http://www.men-joy.jp/archives/80424

■女子=数学がニガテは嘘?

<一般には女子は数学が苦手と言われるが、多くの海外での研究結果から、女子向けの数学の教え方を実践すれば、女子でも数学の成績は上がることがわかっている。つまり、これまで女子が数学を苦手と感じることが多かったのは、教え方が男子向きだったからだと考えられる。>

そもそも、男女の指導法については大きな違いがあるそうです。

例えば数学でいうと、女子には1番の問題から順番に説明しながら解いていかないと次に進めない。一方、男子の場合は概論を大まかに説明すれば後は実際に問題を解いていくほうが理解が早い。

英語でいうと、女子は文脈優先で感覚的に読解する。男子は文法に則って数学的に理解する。
---

これを読めば,やはり女性はストーリーだてて考えるのが得意なのである。

また,個人ブログであるがこんなことも書いてある。

---
女の子の方が学力的に優れている理由 by 篠原ちえみ(2011年12月)
http://thegroupofeight.com/?p=1131

10年以上も前の話で恐縮だが、日本の公立高校で教えていた私の経験からも、確かに女子の方が平均的に成績がよかった。とりわけ語学(英語、国語)にはその差が歴然と表れていた。よく見ていると、女子生徒は真面目にがんばって勉強する子が、男子に比べると多い。
---

女性のほうが,まじめにがんばれるのである。

しかし,世界はまだまだ体力の強い男性中心社会であり,男性が仕事しやすいように細切れに
仕事が区切られている。
そういう会社やその他組織ばかりのために,仮に天才女性社長が一人いても,
仕事のスキームを変えるまでにはなかなかならず,女性だけの会社がいくつも集まって
仕事の進め方を変えていく必要があると思う。

そういえば女性のほうが,学校や社会で友達関係でぎくしゃくし,
専業主婦となっても友達づきあいが辛いことがよく取り上げられる。
これは,自分達が本来持っているポテンシャルを十分に出せていないがために,
エネルギーが違うところに誤って出てしまったものと考えられる。

逆に男性は,もともと持っているポテンシャルがそれほど高くないために,
違うところに誤って出てしまう気力もたいしてなく,その結果,平日は会社で社畜となり,
休日は家でゴロゴロ,などという単純でつまらない発散しかできないのではないか。

コレはワタシの想像であり,またいずれさらに詳細に検討してみたい。

そのような,性別の差を考慮に入れながら,AKBも女性ファンを獲得できるように,
公演をもう少しストーリーだてた方に振ってみてもいいと思う。
たとえば,公演を前半と後半に分け,前半はストーリー重視でMCをつけない,とか。

新公演はとにかく新しいアイデア満載でお願いしたい。

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