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2013年7月29日

2013年7月29日 (月)

就労支援を受けることになりました

朝、大西弘子について書いてから、某所に行きました。

某所の職員は、苦虫を噛み潰したような顔で、どうしてココに来たのか等いやらしいことをいっぱい聞きましたが、
執拗にさまざまな角度から聞いてみたり、他の某区だと門前払いされるよと言ってみたりして、
どうもほんとうに親身になって考えているようで、案外話の分かるヒトという印象を受けました。
話していて、次は何を聞いてくるだろうか?と、会話の丁々発止をけっこう楽しんでいる自分がいました。

すべてに関してふんふんと都合いいことばかり言いながら、あとで必ず裏切る大西弘子とは正反対です。

彼は生活保護ではなく、就労支援を執拗に薦めてきました。
べつに私も、生活保護を受けるのが最終目的ではなく、数ヶ月後の最終目的はキチンとした仕事を
見つけることなのですから、その点は了解しました。

しかし、日本政府の対応の経験などから、役所はとにかく自分ではないと言って逃げる場合が多いから、
どうしても生活保護の申請だけは出したいと言うと、生活保護と就労支援を同時に申請するのは不可能と伺いました。

そうすると、とりあえず就労支援を受け、それがダメな場合は生活保護も検討させてもらうのが
落としどころと思います。

そうして、職員と合意が取れて、就労支援を受けて現在は就労支援の施設への入居待ちです。

今日は仮の宿に泊まっています。3食付き。生活保護者が多い感じです。
寮のような感じで、朝食6:30 昼食11:30 夕食17:30 にはいないといけません。
また、門限は20時です。

私よりも年配のおじさんばかり30人くらい住んでいます。
お風呂は1つを代わりばんこですが、あまり混んでないそうです。
17時ごろに入ってきました。

ということで、今日はこれだけ報告して、それでは・・・

田舎のお坊さんに向けて書いた手紙

○○○○先生

昨日7/28は突然の電話をして失礼しました。大西秀宜です。

私のいまの状況を説明し,どうして親と別れたいのかを説明します。

私は大阪大学から2000年に日立製作所に入社し,働いていました。

しかし昨年,日立製作所内部にて私のデータを違法に収集され(個人情報保護法違反です),それを元にして産業医に連れて行かれ,"軽そう状態"として休職判定をされました。
他の精神鑑定医に診察に行くと,私はなにも問題はないと伺い,さらに,会社がおかしいことをしているようだから資料を集めるように言われました。

そして,この内容を弁護士に見せても,明らかに問題があると仰いました。

それから私は日立製作所や経済産業省に対して通報をしたのですが,日立製作所は"問題なし"とし,経済産業省も全く捜査を行わず,その間に私は逆に,会社の非を世間に訴えたことを誹謗中傷として,懲戒解雇されてしまいました。昨年6/22のことです。

私は日本政府が助けてくれないからと,翌6/23にドイツに発ち,亡命申請をしていました。

私の問題のさらに詳細をお知りになりたければ,インターネット上の下記などに公開しています。

おーにっちゃんのブログ 【2013/7/17版】日立製作所による個人情報保護法違反事件についてのご説明
http://onicchan.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/2013717-15ae.html

もちろんこの件については,実家の大西弘子らにも詳細に説明しました。

大西弘子は,私が実家に帰ったときは分かったと理解を示したのですが,その後意見を翻し,ドイツにいる間も私に帰国を求め,帰国費用を一度送ってきただけで,それ以上の支援は一切しませんでした。
資金のない私は思ったようにマスコミなどに訴えることができず,1年間いたのですが却下されて帰ってきました。

大西弘子はその間に,本来敵であるはずの日立製作所に対して,謝罪の文章を送っているそうです。
そのような内容があろうことかインターネット上に書かれていました。

------
元日立製作所勤務?大西秀宜の事情70.21
http://www.logsoku.com/r/company/1363341628/

996 :名無しさん:2013/04/05(金) 12:30:33.26 ID:msjNuTX80

会社に息子がご迷惑かけて申し訳ありません。でも子供の頃はこんなに可愛かったんです。
とお手が見送られても対処に困るだろ?
------

大西弘子はけっきょく,私が蒙った事実はどうでもよく,私が田舎へ帰ってきて見合い結婚をし,大西弘子のために人生を全うすることを望んでいるのです。
だから大西弘子にとっては,日立製作所から私が蒙った被害の事実は,大西弘子が以前から何度も発言して望んでいた通り,私が都合よく田舎へ帰ってくるきっかけでしかなかったのです。

大西弘子は昔からそういう人間でした。
博昭については,不要と思われる物品の購入の意思でも,文句を言いながら全て認めてきました。
私の場合はほとんども場合却下されました。

たとえば私は重い睡眠障害を抱えており,高校大学と授業中全く起きておられず,だから大学はバイトはせずに勉強一本で行きたいと言い,大西弘子も了解をしていたのですが,大学に合格したとたんに約束を反故にしました。
大学でもバイトをせざるを得ず,授業中ずっと寝ていて辛い生活をしました。

○○先生も,長年先生をなさっていますから,"あなたのために"と言いながらそのじつ,自分の幸せしか考えてない身勝手な親の存在を非常によく存じられていると思います。

大西弘子がほんとうに私のことを考えるのであれば,今回の事件であっても,私が大西弘子に渡した資料を大西弘子は弁護士とでも相談して逐一検証し,私の訴えに協力すると思います。

にもかかわらず大西弘子は,たとえば共産党の杉浦先生に相談するときも,私が渡した資料のうち高卒で50年間本の一冊も読んだことのない自分が理解できた範囲のみをかいつまんで説明しました。弁護士などとも一切相談していませんでした。

私はとにかく自分の件を大勢に広めることが,自分の正当性を認めてもらえる唯一の方法であると訴え,大西弘子には金がないならば広めることを依頼して,大西弘子も了承したはずでした。

しかし昨年9月に電話したとき,大西弘子は共産党の集会に行った報告を私にしたのですが,「800万円の借金があっても,お見合いしてくれる女性はいると聞いた!」などと言いました。

大西弘子は,共産党の集会で私が帰国した後のお見合い話をしているのです。
これは裏を取れば,大西弘子が私の現状を共産党の集会で誰にも話さなかったことを意味しています。
話していたら,お見合い話どころではなくなるから。

○○先生にもお電話しましたら案の定,私の事情を説明していませんでした。
実家に敵がいるのですから,日立製作所と戦ったところで勝つわけがありません。

私はそれ以来大西弘子とは連絡を取っていません。

お見合い話,私はそんなものを望んでいません。
お見合い話は,ほかならぬ大西弘子が望んでいるものなのです。

あなたのためにと言いながらそのじつ,自分の幸せしか考えてない身勝手な存在以外のなにものでもありません。

上にも書きましたが,大西博昭,弘子には800万円の借金があります。
これは,大西富士弥が30年前に賭博で損した1億円にも及ぶ借金を,田舎の体裁のためでしょうか,拒絶することもなく破産することもなく,払い続けた結果として未だに残っているものです。
博昭73歳,弘子69歳ですから,もう一生かけても払えるわけがありません。

現在私は大西弘子と袂を分かち,日立製作所と戦うつもりにし,東京で支援者を見つけるために活動をしているのですが,そのためには支援者を見つけやすい東京で働き,東京で生計を立てねばなりません。
そのために当座のところは東京に住所を持ち,生活保護を得て,生活を立て直さねばならないのです。

しかし,生活保護を得るためには,生活保護の担当者から両親に対して私を養う気がないことの照会が行き,両親は私を養えない旨の宣言をせねばなりません。

しかし,たとえ800万円の借金があり,博昭73歳,弘子69歳で返済能力がないとしても,"私を養う気がある"と両親が言えば生活保護が得られず,私は曽我井に帰るしかなくなるのです。
日立製作所時代に,その借金の保証人として私が判子をついたこともありますので,両親に私が養えるわけがありません。

しかし,それでも大西弘子が"私を養う気がある"と言ってしまいかねないと思う理由に,大西弘子はインターネットに,こともあろうかこんなことを書いてきたのです。
お花の先生とは,徳部野の○○さんのことと思います。

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日立を公益通報→懲戒解雇された大西秀宜スレ2
http://www.logsoku.com/r/tubo/1369823536/

963 :晴:2013/06/19(水) 12:21:12.68 ID:5jNF91Vi0
顔を見て泣いてしまったらごめんなさい。
今まで気苦労かけてごめんなさい。
まずはゆっくり休んで病気を治して元気になることからです。
健康になればものの見え方が変わるとお花の先生が
言ってました。
------

大西弘子は,どうも誰か(恐らく日立製作所の人間)にそそのかされて,私を病気と断定しているのです。
私と会った人間は誰一人私を病気とは言わないにもかかわらず,です。
もし本当に病気であれば,ドイツ政府が1年間も私を医者に連れて行かないわけがありません。

しかし,大西弘子は上にも挙げたとおり,私の言うことを聞かなかった前科がたくさんあります。
私の意見をのらりくらりとかわし,問い合わせに対しては私を保護すると言ってしまいかねないと思います。

先生は人権の考えかたを理解されていると思いますが,親は働けない子供に対して,成人するまで養育する義務があります。
ですが,子供が自分の考えを曲げてまで親を扶養する義務まではありません。

もちろん私も,支援団を結成して日立製作所に勝ち,一定のお金が入れば,博昭・弘子の抱える800万円の借金の返済を肩代わりする気はあります。
しかし,日立製作所を訴えることを諦め,実家で思いと異なる人生を送ろうとは思いません。

戦前の"家制度"ではそれが認められるかも知れませんが,現在の人権の考え方ではあくまで自分の望む人生を歩み,それに対して親から干渉されるのは,親から子に対する人権侵害なのです。

私がドイツにいるときに一切援助をくれなかった,しかも約束をしたにもかかわらず反故にしたうえで聞かなかった,冷酷非情な大西弘子が,どうして私が日本にいるからといって保護を申し出ることができるでしょうか?

ドイツにいるときと同様に,日本にいる間も一切援助を放棄してもらえるようにお願いしたいと思います。

もし私が曽我井に帰らねばならなくなった場合,両親の800万円の借金について,土地も家もすべて売り払い,恐らくそれでも足りないでしょうから破産宣告の道を選ぼうと思います。
そのために,社の簡易裁判所に行こうと思います。

その上で,大西弘子が私に対して取った数々の非道な行動を挙げ,社の家庭裁判所にて,なるたけ大西弘子と縁を切る方向で進めたいと思います。

○○先生も,これを読まれ,両親に向かって,私は私の思うとおりに進む権利があるのだと言っていただけませんでしょうか?

私は,日本の企業や政治のおかしいところを,東京から糾弾していく道を選びたいと思います。

ぶしつけな依頼で恐縮ですが,なにとぞ宜しくお願いします。

2012年7月29日 大西秀宜
メール:kotochan0725@gmail.com

ナツイチ メンバー一人ずつ講評 その36 姉の結婚 永尾まりや

結婚という,けっこう男性ファンにとってはどうしても気になる題材を前にしていきなり,"私にはまだ早いかな。"
まりやぎは惜しいことをしていると思う。

たとえばこれをらんらんに書かせたら,結婚についてファンの妄想を掻きたてる理想をいっぱい書き,ファンを釣ってくれたであろうか。

"自分が思ってないもの、人を羨む気持ち、それについて文句を言ったりと周りと自分を比べてしまう。"
"自分で平均を作ってしまう"

このあたりの言葉を選んでいる感性はなかなか鋭いのではないかと想像するのであるが,そこで話題を変えてしまっており,説明不足との印象が拭えない。
文章というものについて,相手に自分の考えを,自分の思った通りにできるだけくっきりと伝えられるのがいい文章であると思う。

その観点からまりやぎの文章を読んだ場合,読み手は自分の経験からさまざまな補助をして,自分の考えを入れ込まねばならない。
そうするとまりやぎの考えたことがそのまま伝わってはいないのである。

小説家と言われる人々はこのあたりをよく理解しているために,できるだけ人によりミスリーディングが起こらないように,人による解釈の違いが起こり得ないまでに修飾語をふんだんに使って説明している。

しかし,そこまで修飾語をふんだんに使ってさえも,人間はミスリーディングを犯す。
ミスリーディングされないためには,修飾語を工夫するだけでなく,前後にどういう文章構成を入れるかとか,敢えて2回強調してみるとか,登場人物に語らせてみるとか,いろんな手法があろう。
人間の犯すミスリーディングを逆に面白いと思えてはじめて,名文に一歩近づけるのではないだろうか。

まりやぎは「金喰い虫」という作品を特に面白いと挙げているが,安梨奈にとって母親の過干渉,自分の価値観のおしつけが本当にいいのであろうか。
いやもちろん,安梨奈が武道館のアリーナ席をぎっちり満員にすることを純粋に自分の目標にするのであれば何の問題もないのであるが,それがお母さんに言われてしぶしぶやっているのであれば話は180度変わってくる。
「金喰い虫」というタイトルにはそのような二面性を感じずにはいないのであるがどうか。

それに,まりやぎが結婚して,娘を可愛がりすぎて夫そっちのけにする人生を送るとして,本当に自分にとって,娘にとって,夫にとって幸せなものになるのであろうか?

そういう観点からまりやぎの考える幸福論を語ってみてファンを釣る,そういう構成も考えられたと思うのである。
もう一度,復習として,自分の考えを知ってもらってファンを上手に釣るという観点から考えて欲しい。

---------

姉の結婚 永尾まりや
http://kansoubun.shueisha.co.jp/nagao_mariya/

 私にはまだ早いかな。
 姉もいないし結婚も考えていない、お金のこともわからない。とても面白くて本が進みました。
 日常的な多分皆が思っている日頃のこと。
 私も大人になったら深くうなずくのだろうなと思いました。
 人は周りの環境で変わったり思ったり。
 自分が思ってないもの、人を羨む気持ち、それについて文句を言ったりと周りと自分を比べてしまう。
 自分で平均を作ってしまう
 そんなことを思いました。

 この本の中には何作品も入っていて姉、妹、自分の話などがあるので色々な視点が見えていい。
 その中で特に私が好きなのは「金喰い虫」
 娘を可愛がりすぎて夫そっちのけの妻。
 客観的に見るととても微笑ましいです。
 さらに子供の名前が安梨奈。
しかもその理由が芸能界にデビューして、武道館のアリーナ席がぎっちり満員になるようにつけたとか!すごいな奥さん!
 とてもお気に入りです。

 作者の群ようこさん 面白い!
 この世界観なかなかないと思います。
 群ようこさんの他の作品も読んでみたいなと思いました。

 姉の結婚、オススメです。ぜひ手に取ってみてください♪

ナツイチ メンバー一人ずつ講評 その35 地下街の雨を読んで 高城亜樹

あきちゃは珠理奈と一緒で,コレでは批評のしようもないくらいに自分の意見がない。

高橋チームAは公演が少なかったので,メンバーの特徴をイマイチ掴めなかったこともあるうえに,あきちゃはJKTに行ってしまい,AKBで個人的にはいちばん知らないメンバーの一人である。

それでもあきちゃには,結構天然キャラというイメージを持ってはいる。

感想文の内容についてであるが,三浦麻子とか森井曜子とか石川敦史とか,登場人物の名前は要らない。
登場人物の考えや行動を示し,そこに至る課程について自分なりに考察を加えて欲しいのであるが。

たとえば,"女性だからこそ、どうすれば敦史に興味を示すのかという奥深い考え"とあるが,女性は身近なオトコを好きになる機会が多い。それだけではないかと思うのであるが,それも特別"奥深い考え"と言い切るのであれば,どういった"奥深い考え"をあきちゃは考えたのか,もう二歩くらい踏み込んで説明して欲しかったと思う。

そしてついでに,自分の理想とする男性像と敦史のギャップを示し,自分ならば敦史は受け入れないとか,いや自分の思っていたタイプとは違うがこういうミステリアスなキャラクターにも惹き込まれてしまうだろうとか,あれこれ想像するのもまた一興かも知れない。
そうやって自分の思う男性の理想像を提示してみるのである。

理想像といっても,身長が180cm以上なければダメとかいう理想を掲げたら,その時点で多くのファンは落胆してしまうが,たとえば"敦史くらい思いやりのある人"とか言えば誰にでもチャンスがあるから,むしろファンの人に,自分に興味を持ってチャレンジしてもらえるチャンスになると思うのである。

すべてが人気を集めるためのチャンスである。
読書感想文は苦手かもしれないが,自分についてあれこれ知ってもらえるチャンスであり,あらすじで埋めてしまうよりも自分の普段見せていない一面を存分に説明して欲しいと思う。

今後感想文を書くメンバーも,自分について知ってもらえるチャンスという観点も考慮に入れて,内容を検討して欲しい。

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地下街の雨を読んで 高城亜樹
http://kansoubun.shueisha.co.jp/takajo_aki/

 今回の読書感想文の課題図書は、宮部みゆきさんの「地下街の雨」。前に宮部みゆきさんの本は数冊読んだことがあって、現実的でありながら少し奇妙な印象を受ける作品が多く感じられました。今回の本は、短編小説。この一冊に宮部みゆきさんワールドがたくさん詰まっている作品でした。
 表題になっている「地下街の雨」は、主人公は三浦麻子という女性で、麻子がカフェのアルバイトをしている時、森井曜子に知り合うことから物語は展開していきます。この森井曜子は、物語の中ではすごく強烈なキャラクターです。第一印象は、物静かな女性っぽい雰囲気だったけど、虚言癖や妄想癖があるキャラクターに変貌する。その片隅が見えてきたのが「顔の片側で敦史に笑いかけ、残る片方で、麻子をねめつけている」というシーンです。宮部みゆきさんワールドであって、少し人間的に怖いと思いました。物語が進むにつれ、話が急展開し、麻子の今の彼氏である石川敦史と森井曜子が知り合いで、三浦麻子に近づくために計画された行動、芝居であったのです!
 進展しながらの私の感想は、森井曜子は怖いキャラクターではあるけど、黒幕は石川敦史であったかのように思えました。でも、石川敦史は物語の中では、麻子の元カレ(婚約破談になった)伊東充の話では「体格がいいくせに、気の小さいヤツでね」「ゆくゆくは家の商売を継ぐことになってて、会社勤めは武者修行みたいなもんらしいよ」とある。麻子への思いを森井曜子に相談したことから、曜子は敦史のために怖いキャラクターを演じることになったのです。
 女性だからこそ、どうすれば敦史に興味を示すのかという奥深い考えと、男性だったら積極的な人がいいな、と思いながら物語の世界に吸い込まれて、楽しめた短編小説でした。

ナツイチ メンバー一人ずつ講評 その34 ネバーランドを読んで 竹内美宥

みゆみゆは,いずりなと並んでAKBシャイ女王のひとり(注:ワタシが観察するところ)であるが,いずりなはあれだけ天真爛漫な文章が書けるのであるから,みゆみゆこそAKBシャイ女王No.1であると思う。

まず,"ですます"調が恥ずかしくて書けない。これは同じくシャイななかまったーもそうであるが,シャイな女の子ほど気取って"である"調で書くように思う。

そして,"そんな高校生の心が深くまで描写されている本である。"とか,自分も同じ高校生なのにどこか第三者的で醒めた文章なのである。
同じくシャイななかまったーもそうであるが,自分もその中に入って同じ視線で思いのたけをぶつけるのは,どうも恥ずかしいと思っているようである。

この文章を38歳のワタシがひとことで表すと,"ウブ"である。
大人になりきっていないのに,一生懸命自分は大人であると主張をしている。自分は大学生くらいの精神年齢ですよ,と暗に言っている。
それを,本人は至って真面目に書いていて,恐らく感想文がコンテストになっていれば遥かに大人びて1番を取る気合で書いているのであるが,そういう肩に力が入りすぎた気合が文章全体からにじみ出てくるのである。

けれども,そういう妙ちくりんな気張り具合が逆に愛おしい。

そういえば,みゆみゆはAKBに入った当初は妹キャラだったようであるが,どうもそれを封印し,やたらおしとやかなキャラにしたがっているようにも感じる。
育ちがいいため,幼いころからの習い事が多く,その結果か趣味も多く多彩なキャラを出したがっているようなのである。

"私はこの本を読んで自分を見つめ直せた。学生を客観的に見ることで、学生の「今」を知れた。"などと言うけれども,本から学生を客観的に見られることなんかないと思う。

本はなにかのテーマを考えるには良い友になり得る。が,やはり現実世界での体験があるのが最初で,その体験から得た疑問などを,本でより深く考えるような,いわば本はあくまで現実世界の補助であるということは忘れないで欲しい。

現実世界でわからないことを本で調べるのであって,現実世界でわからないことなど思いつかないけれども本だけとりあえず読む(読んだ冊数を自慢するヒトはこういうタイプばかりと思う),では,いつまで経っても本から実用的な理論は得られないと思う。

書き直してみると,"私は自分を見つめ直しているときにこの本を読んで,思い当たるところがあった。この本のおかげでメンバーの仲間を客観的に見る視点を得た。"
のようになるであろうか。
あくまで自分の見聞きすること,不思議に思ったことが正で,本はその疑問を解決する補助,その主従関係をしっかり認識した上で,もっと自由に生きて欲しいと思う。

みゆみゆは,自分に課した多彩なキャラという殻を破って,もっと自由に,思ったとおりのことを言って,思ったとおりに感じて欲しい。

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ネバーランドを読んで 竹内美宥
http://kansoubun.shueisha.co.jp/takeuchi_miyu/

 青春グラフィティ「ネバーランド」は、冬休みを学生寮で過ごす男の子たちの物語である。七日間という数日に様々な青春が描かれている。
 何気ない日々を過ごしている高校生には、その仲間でしか解り合えない笑いや楽しみ方がある。客観的に見ればくだらないようなこと、恋や友情のこと。そんなたわいない毎日が退屈でもあり、今を生きる生きがいでもある。しかし無邪気とは裏腹に、大人から見える微笑ましい形ではなく、大人と子供の狭間に立たされている青年期の高校時代は、独特な価値観が芽生えている時期なのだ。些細な出来事も大きく感じてしまう繊細な高校生は日々悩みや思いを抱えている。そんな高校生の心が深くまで描写されている本である。
 現在高校三年である私は、この「ネバーランド」の高校生と自分を自然と照らし合わせて読んでいた。毎日些細な悩みが出てきては考え込み、理由や結論を見つけだすまで抜けられない。これは自分だけだと思っていた。しかしこの本を読み、他の高校生の現実を知り、同じなんだと気付いた。また同時に自分の幼さを垣間見た。「ネバーランド」の高校生が自立心を持ちながらも、見えないところでまだ大人に甘えたいと思っている姿が自分と重なる。そして男子高校生の暮らす寮にミステリアスな事件が起きる場面は本当に怖かった。「ネバーランド」の中に存在する高校生と同じ感情なんだと思うと、私はいたって普通の高校生だとさらに実感し、嬉しくなった。
 私はこの本を読んで自分を見つめ直せた。学生を客観的に見ることで、学生の「今」を知れた。また、大人は忘れてしまっているかもしれない思いや素直な感情を、この本を通して思い出し懐かしむことができるのではないかと思う。

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