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2013年8月 4日 (日)

ナツイチ メンバー一人ずつ講評 その40 69 sixty nineを読んで 岩立沙穂

意味ありげな題名である。やはり18禁なのか、だから18歳のさっほーに読ませたのかとも思ったが、そうではないのだろうか。
それとも、そういう話題をアイドルさっほーが敢えて外して書いたのか。

さっほーは自分なりに"青春"を捉え直しているが、
"いつか「これが私の青春だった」と胸を張って言えるように、今目の前にあることにエネルギーを注いでいきたい。"
などと書いているように、さっほー自身は青春というモノにイマイチピンと来ていないのが残念である。

「楽しく生きないのは罪だ」、「楽しく生きるためにはエネルギーがいる」という村上龍の言葉に、逆に萎縮してしまったのであろうか?
自分はがむしゃらに生きてはいるが、辛いことばかりで楽しいとは思っていない、なんて、さっほーは考えているのかも知れない。

しかし、たとえば"幸せ"だって、そのときは実感していないけれども後になってしみじみと思うモノだったりする。
親のありがたさだって然りである。

そう思うと、いまの忙しい生活を10年後、結婚して子供が2人とかいて、子供の世話にかかり切っているときにふと思い浮かべて、子供との生活に幸せを感じるだろうが、それとは違った楽しさを、しみじみと思い返すのかも知れない。

村上龍だって、かなりのオッサンになってから本に起こしているのである。
学生時代から、「楽しく生きないのは罪だ」、「楽しく生きるためにはエネルギーがいる」という信念を持っていたように見せかけてはいるが、そこまで確固たる信念かは怪しいと思う。
オジサンになってから学生時代を思い返して、ようやく整理がついたというのが実態ではないだろうか。

「楽しく生きるためにはエネルギーがいる」という言葉を捉え直すと、「普段の何気ない生活を楽しいと想像するにはエネルギーがいる」と言い換えられないだろうか。
さっほーがいま実感していない青春の楽しさを、楽しい!とアタマの中で捉え直すのである。脳のこれまで動いてなかった部分を働かせるのだから、エネルギーがいるのは当たり前なのである。

さっほーの言葉を再度引用するが、
"いつか「これが私の青春だった」と胸を張って言えるように、今目の前にあることにエネルギーを注いでいきたい。"
などと書いており、さっほーは青春を実感するためになにか新しいことをやりたいようであるが、そんな肩肘張らずとも、チョットものごとの捉え方を変えればいいだけと思う。

だいたい、一般人の我々から見れば、AKBでテレビにも出ているさっほーは青春真っただなかである。
自分がいま頑張っていることに、もっと自信を持って欲しい。


ーーーーー

69 sixty nineを読んで 岩立沙穂
http://kansoubun.shueisha.co.jp/iwatate_saho/

 「青春」とは何だろう?よく「青春」と聞くが、明確な定議がある訳ではない言葉なので私はよく分からずにいた。しかし、この本を読んで自分なりの定議が見付かった気がする。
 この本は村上龍自身の学生時代の話を元に書かれている。「楽しく生きないのは罪だ」そして「楽しく生きるためにはエネルギーがいる」という彼の考え方を持って過ごした「青春」は私にとってすごく刺激的なものだった。どうして怒られると分かるようなことをわざわざするのか。それが最初、私には分からなかったがそれをしている彼らは何故かとても楽しそうだった。端から見れば、馬鹿馬鹿しいことなのに必死にやり遂げようとしてしまう彼らの中には何か特別な時間が流れているような気がした。
 しかし、この本の最後に書かれている登場人物たちの近況を読むと学生時代に問題ばかり起こしていた人たちも大人になって真っ当に生きていた。きっといつかは自分が楽しく生きるためだけにエネルギーを使えなくなる時が来るのだろう。
 このようなことを考えて、「青春」とは特別な、そして限られたエネルギーを自由に使える時間なのだと私は思った。いつか「これが私の青春だった」と胸を張って言えるように、今目の前にあることにエネルギーを注いでいきたい。

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コメント

>だいたい、一般人の我々から見れば、AKBでテレビにも出ているさっほーは青春真っただなかである。
>自分がいま頑張っていることに、もっと自信を持って欲しい。


・・・・・・・・・その『一般人に過ぎない大西秀宜』は、散々AKB関連で因縁つけているよな ?
最近の記事でも"あん誰"に関してプロデューサー氏に色々因縁を付けていたし、
過去記事でも公演の感想と称して、色々与太をぶっこいていたな。

都合の良い時は「一般人の我々からー」かよ。笑わせるな。大西秀宜よ。

そうだった。岩立沙穂嬢の感想文部分にこう書いてある。

>しかし、この本の最後に書かれている登場人物たちの近況を読むと
>学生時代に問題ばかり起こしていた人たちも大人になって真っ当に生きていた。
>きっといつかは自分が楽しく生きるためだけにエネルギーを使えなくなる時が来るのだろう。


だが、大西秀宜は「真っ当に生き」ようとはしていない。
実家と借金から、親族から、直面する現実から、自身の日立製作所時代の過去から逃亡し続け、
夢世界の殻を背負って、都合が悪くなるとその中に逃げ込んで誤魔化す。
この姿は「真っ当に生きて」いるものではない。

岩立嬢は18才だそうだが、そのお嬢さんの書いた感想文から大西秀宜は何も学んではいないようだね。プッ

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